一般的な環境 （ オペレーティングシステムが WindowsXP で、メールソフトに Outlook Express をご利用の場合） を例としまして、ご説明致します。

Outlook Express を起動しましたら、メニューから［ツール］→［アカウント］を選択します。


すると、インターネットアカウントのダイアログが表示されますので、 ［メール］のタブをクリックします。


続いて、［追加］ボタンをクリックします。


追加ボタンをクリックしますと、サブメニューが現れますので、「メール」を選択します。


最初に表示名を入力します。ここでいう表示名とは、メールを送信した時に相手に通知される名前の事です。 アルファベット・漢字のどちらでも構いません。 入力が終わりましたら、右下の［次へ］をクリックして下さい。


メールアドレスを要求してきますので、当社より通知致しましたメールアドレスを入力して下さい。 入力が終わりましたら、右下の［次へ］をクリックして下さい。


メールサーバーの設定画面になりましたら、メールサーバーの種類には「POP3」、 受信メールサーバーと送信メールサーバーの両方に当社が指定致しましたメールサーバー名 （この例では「netw.ath.cx」）を入力して、 ［次へ］をクリックして下さい。


お客様のご希望された（もしくは当社の通知した）ユーザー名を「アカウント名」の欄に、 パスワードを「パスワード」の欄に入力した後、［次へ］をクリックして下さい。


これでメールアカウントの設定は完了です。［完了］をクリックして下さい。


以上で既にメールの送受信が出来る状態ですが、 お客様がより快適に、そして安全にメールのやりとりが出来ますように、 以下の設定をされる事を強く推奨致します。

メニューから［ツール］→［オプション］をクリックします。


［読み取り］のタブをクリックします。

1. 「次の時間プレビューするとメッセージを開封済みにする」にチェックが入っていることを確認しましたら、 その右側にある秒数を「0」に設定して下さい。
2. 「メッセージはすべてテキスト形式で読み取る」にチェックを入れて下さい。
   WEBビーコンという探査タグを埋め込んだ悪質な迷惑メールが存在します。
   テキスト形式で読み取るように設定することにより、これらの脅威を回避できます。

3. 続いて［フォント］をクリックします。

一般的にメールは固定ピッチフォントで読まれることを前提としている場合が多いのですが、 Outlook Express はプロポーショナルフォントを標準で使う仕様になっています。 このままでは、届いたメールの罫線や文字飾りがガタガタに崩れてしまいますので、 固定ピッチフォントに設定してしまいましょう。

「プロポーショナルフォント」の欄の右側にあるボタンをクリックします。


するとフォントの一覧が現れますので、 その中から固定ピッチフォントである「ＭＳゴシック」を選択します。


また、この設定を標準で使うようにするために、［規定に設定］をクリックして下さい。


「ＭＳゴシック」が既定になっていることを確認しましたら、［OK］をクリックして下さい。


次に、［送信］のタブをクリックして下さい。


メールのやりとりをする上で、「HTMLメール」といわれる形式のメールを忌み嫌う人がいます。 特に業務でのやりとり等をされる場合は、HTML形式を使わない方が無難です。

ところが困ったことに、 Outlook Express の標準設定ではHTML形式で送信する設定になってしまっています。


そこで、以下のように設定を変更します。

1. 「受信したメッセージと同じ形式で返信する」のチェックを外します。
2. 「メール送信の形式」をHTML形式からテキスト形式に切り替えます。
3. 最後に［OK］をクリックして下さい。

メールを送信しようとすると下のようなエラーになってしまい、 メールが送信出来ないことがあります。

セキュリティ上、当社のメールサーバーは 「POP before SMTP」 というシステムを採用しております。 これはメールサーバーの第三者による不正利用や「なりすまし」を防止する機構で、 メールが届いていなくても、一旦、メール受信操作をして頂き、 会員であることを確認出来た場合のみ 一定時間（5分間）メールの送信を許すという仕組みです。


メールサーバーのセキュリティが緩いと悪用される恐れがある為、 規制を厳しくしてあります。 お手数をですが メール送信エラーが発生致しましたら、一旦受信操作を行ってから送信を行って下さいますよう お願い申し上げます。

なお、「Becky!」など 「POP before SMTP」対応のメールソフトをご利用の方は、 「POP before SMTP を使用する」に設定していただけば、送信エラーは発生致しません。